こんにちは、Juntechです。
今回はMacにWIndowsをインストールしたいと思います。

私はプライベートではMac、会社ではWindowsを使用しているのですが、
業務ツールを開発したくなった時、
プライベートでもWindowsが使えないと何かと不便です。

とはいえPCをもう一台購入するのもコスパが悪いし、
なんならWindowsを購入するお金すら惜しいです。

そこで今回は、無料でWindowsを使う方法を取りたいと思います。

使うもの

無料で入れるといっても、合法的に入手します。

今回はWindows Insider ProgramとBoot Campとで、
Windowsをインストールしたいと思います。

Windows Insider Program

Windows Insider Programとは、
Windows10の機能改善を効率よく行うためにMicrosoftが用意した公式プログラムです。
https://insider.windows.com/ja-jp/about-windows-insider-program/

参加ユーザーはリリース前のWindowsを利用し、
実際に使って不具合を見つけることでWindowsの開発に貢献できます。

まだリリースできないレベルのものを使う、という前提なので、
動作は保証されていません。
そのためメインで使うマシンに入れるのはやめてね、という扱いではあります。

今回はがっつりヘビーユーズというよりは開発用の1環境として使うだけなので、
無料で使えるこのプログラムを利用したいと思います。

プログラムへの参加は、Microsoftアカウントさえ作成すれば簡単にできます。
https://insider.windows.com/ja-jp/getting-started/#register

ISOイメージをダウンロードする

下記リンクからWindowsのISOイメージを入手します。
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso

ダウンロードするリングを選択します。

安定したバージョンを利用したい場合には、Release Previewがおすすめです。

リングを選択しConfirmを押すと、言語を選択できます。

言語を選択してConfirmを押すと、ダウンロードボタンが出てきます。

Corei3~i7のMacなら全て64bitなので、
64bit版を選択します。

これでISOイメージのダウンロードができました。

Boot Camp

Macへのインストールには、Boot Campを使用します。

Boot Campとは、Apple純正のソフトで、
OS X 10.5以降のMacであれば標準インストールされています。

これを使えば、普段使っている領域は残したまま、
MacでWindowsを使えるようになります。

インストールする

それでは入手したISOファイルとBoot Campを使って、
Windowsをインストールしてみましょう。

Boot Campでインストールする

まずはBoot Campアシスタントを起動します。

続けるを押すと、ISOイメージを求められます。

先ほどダウンロードしたイメージを選択しましょう。

インストールを押すと、インストールが開始します。

結構時間がかかるので、気長に待ちましょう。

完了すると、自動で再起動します。

Windows初期設定をする

Windowsが起動しました。
初期設定を行っていきます。


言語・キーボードは初期選択されているもので問題ないため、このまま進みます。


ライセンス認証ですが、今回はライセンスを購入していないため、
「プロダクトキーがありません」を選択します。


インストールするOSを選びます。
私は会社のOSに合わせたいため、Proを入れます。

その後もいくつか聞かれるので、適当に流していきます。








アカウントの設定ですが、
全角入力から半角入力に切り替えることができず、アルファベットが打てませんでした。


そんな時には左下のアイコンからスクリーンキーボードを選択すると、


簡単に半角/全角切り替えが行えます。








私はMacOSをメインで使うので、
Windowsでのデバイス連携やサポート系のサービスは利用しません。
そのため、それ系の設定は全て後で設定する・オフにする、を選択しています。

ここまで終わると、いよいよ見慣れたデスクトップが立ち上がります!

WindowsでMac用の設定を済ませる

デスクトップが立ち上がると、初期表示でEdgeとBoot Campインストーラが開いています。

Edgeは日本語を選択してGet started


Boot Campは次へを押し、


同意してインストールしましょう。


見慣れた画面になりました。

最後に、MacでWindowsを使うために、キーボード設定をしておきましょう。


タスクバーから文字アイコン(「A」とか「あ」とか)を右クリックし、
「プロパティ」を選択します。


「詳細設定」を選択します。


「編集操作」の「変更」を選択します。


すると、キー設定を変更することができます。


「無変換」に「IME-オフ」、「変換」に「IME-オン」を割り当てましょう。
これで、半角/全角の切り替えを「英数」「かな」キーに割り当てることができます。

MacOS ⇔ Windows の切り替え

このままだと、何度PCを再起動してもWindowsが起動してしまいます。
そこで、MacOS ⇔ Windows の切り替えについても紹介しておきます。

Windows -> MacOS

右下のタスクトレイを開き、Boot Campのアイコンをクリックします。

「macOSで再起動」を選択すると、
Windowsがシャットダウンし、MacOSが起動します。

MacOS -> Windows

「システム環境設定」から「起動ディスク」を選択し、鍵をクリックして外します。


BOOTCAMP Windowsを選択して「再起動」を押すと、
MacOSがシャットダウンし、Windowsが起動します。


今回はここまで。

Windowsも使えるようになったので、
今後はWindowsユーザ向けの記事も書いていきます!